MUSIC

pararainy(パラレイニー)のレビュー

仙台発信のアーティスト「pararainy」先行配信シングル「約束」がYouTubeにて公開された。 1、新曲「約束」 キャッチーでメロディアスなメロディライン、日本語らしく、友達のように語りかけてくれるようなリリックが、初めてあったとは思えない、親近感を与えてくれる。 ギターのリフと、キーボードの単打ちがリズミカルにさせるトラック。シンプルなアレンジが美しく、桜並木道でも歩いてるような、春の気分 […]

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「松隈ケンタ」がすごい理由〜有名アイドルプロデューサーとの違いを比較

ヒャダイン、つんくの王道アイドルプロデュースと比較した松隈ケンタのやり方とは!?そもそもアイドルに興味がない?独特の発想がBiSを生んだ道のり。 1、BiSHのキャッチコピー「楽器を持たないパンクバンド」 アメトーークで「BiSH大好き芸人」が放送された、幕張メッセ1万7千人動員、今や国民的アイドルグループとなったBiSH。彼女達を押し上げたプロデューサー、渡辺淳之介という男。そしてもう1人、影の […]

ラジオのDJが流した「ホットケーキ」Dragon Ashの話をしようか

kj率いるDragon Ashが日本に残した功績は大きい。ジャンルの枠にとらわれない音楽性。仲間への想い。そして彼らはミクスチャーロックを叫ぶ。 とりあえずホットケーキを「パクリ」とか言うのやめてくれ Dragon Ashがサンプリングを使って楽曲を作ってるのを、日本人はパクリとか言いたがるけど、そんな時代遅れなやつらにはお疲れ様とだけ言っておく。サンプリングがパクリかどうかの議論はここではしない […]

【Lisa&Aimer】「アニソン歌手」というジャンルがその名を超えるとき。

日本には、「アニソン歌手」と呼ばれるジャンルがある。CDショップでも、固有の棚があるほどのアニソン歌手だが、その名は一般的に知られていないようだ。 1、日本のジャンルにおける「アニソン歌手」 まず、CDショップにいっても、 アニソン歌手は、基本的にJ-POPの棚に並ばない。 アニメソングの棚に、アーティストの名前があって、そこに並ぶのが基本だ。 じゃぁその定義は何かということだが、 まず、アニメソ […]

ひとモノガタリ、2020年2月未だ語られ愛される志村正彦

2020年2月11日NHKで放送された番組「ひとモノガタリ『若者のすべて~失われた世代のあなたへ』」そのテーマとなったのは、今は亡き、元フジファブリックのボーカル志村の曲を支えに今を生きる人たち。令和となった今、それでもまだ志村は求められる。 1、ロックバンド「フジファブリック」 2000年代から活躍し、日本の音楽史にその名を刻むロックバンド。 シングル「若者のすべて」は、夏の終わりを青春の短さや […]

「あひるの空」がバンプオブチキンでストレンジカメレオンである理由[stage of the ground/bump of chicken][ストレンジカメレオン/the pillows]

2019年、あひるの空、アニメ化。連載開始2004年から15年の時を経て、豪華声優陣を迎えて満を持してアニメ化。今もなお連載中のこの漫画がアニメ化されるまでの道のりは、決して簡単なものではなかった。 1、初めに片付けてしまいたい [stage of the ground/bump of chicken][ストレンジカメレオン/the pillows]この2曲をタイトルにつけていて、あひるファンなら […]

常田大希という天才「king gnuはJ-POP」

音域を無視したメロディーライン、バンドの枠を超えたアレンジサウンド、一言で「わかりにくい音楽」 1、ドラマタイアップ、しかし配信リリース まずこの曲は、坂口健太郎主演のドラマのタイアップだったこと。冤罪を暴く弁護士のドラマで、歌詞の内容や曲の雰囲気もバッチリマッチした、ボーカルの井口の繊細な歌声から始まるこの曲。たしかに、バッチリではあるが、「king gnuの白日」が世に知れ渡るスピードはもっと […]

クリープハイプの「変な声」が、閉ざされた音楽業界をこじ開ける

今や「受け入れられた」と言えるクリープハイプ尾崎の「声」は確実に、J-POPからは異端であった。彼らが切り裂いた未来とは。 1、これは私とクリープハイプとの出会いの話 当時、私はいわゆる「本気」でやっていたバンドが解散した直後。世の中の音楽、バンド全てに唾を吐きどくづき、バイトに明け暮れ、酒を飲み、ギャンブルにハマっていた。狂ったように食いつぶす日々に流れるラジオ FMのパワープッシュが「クリープ […]