カラオケバイトが楽な3つの理由

この記事では、
カラオケのバイトって楽そうだけど実際どう?
楽そうに見えて酔っ払いに絡まれたりしんどそうだけど、、、
楽そうだけどスタッフがウェイ系の人ばっかりだと嫌だなー
そんなお悩みを解決します。

私は大阪のカラオケ店で7年働き、
気づけば自身もバイトながら、アルバイト面接をし、教育する立場まで上り詰めてました。
また、他店舗調査の仕事の経験も通じ、
他店のカラオケ大手、個人店の
採用担当のスタッフやマネージャーとも話す機会があり、
カラオケバイト界の情報を中から知ることができました。
今回はカラオケのバイトについて知りつくした私が
以下のことを分かりやすく伝えます。

カラオケのバイトが楽な3つの理由

・お客様と関わる時間の一番短い接客業

カラオケ店で顔を見合わせて接客する時間は
受付、提供、会計この時間のみです。
顔を見ずに接客(電話)する時間も
予約対応、問い合わせ対応、インターホンの注文だけ。
これ他の飲食店や接客業と比べると圧倒的に少ないです。
そもそもいらっしゃいませを言うタイミングも受付の人だけですし、ドリンク提供も失礼しますだけ。
注文も電話で受けられるので、笑顔を作る必要もありません。

・基本的にやることは3つしかない(受付、提供、清掃)

なんかいろいろやらないといけないこと多そうとか思いがち。カラオケの機械の説明とか、やっぱきかれるのかな?
まずカラオケの機械なんてスマホの操作に比べたら古の操作方法で問題ないです。ご存知の通り。
そもそもカラオケ店員でさえ、知らないカラオケの機能だらけです。知っているのは本当に一部の人だけ。
基本の仕事は、受付と会計、ドリンクやフードの提供、お客様が出た後の清掃。
コレだけ。
やることは決まってるし、これをいかに早く丁寧にするかでやりがいも生まれます。
意識高い人は顧客満足度もあがるし、回転率もあがります。
逆にやる気ない人は、早く終わらせれば、残りの時間はゆっくりできます。勝手に顧客満足度や回転率はあがっているのに、です。

・慣れてくれば清掃中にカラオケができる

バレれば、怒られます。
ただ、しばらく働いてみると、「あれ、これカラオケできるな」ってわかってきます。
慣れないうちは無理ですが、容量さえつかめば、
清掃中に、清掃しながらカラオケできちゃいます。
容量さえつかんで、信頼されていれば、見つかったとしても「サウンドチェックしてました」で通ります。
これはカラオケバイトをマスターしてからのお楽しみですね。是非挑戦してみてください。
ただし、お店やお客様に迷惑だけはかけないように気をつけてください。

酔っ払いに絡まれたときの対処方法

「(笑顔で)ありがとうございます、はい、失礼いたします」
これに尽きます。
2秒です。
嫌な顔をして部屋を出ればクレームですが、
何を言われても笑顔でこれだけすれば終了です。
お客様の前でだけ、笑顔を作る。
あとは死んだような顔をしていても大丈夫なのがカラオケ店です。
仕事なので当たり前の笑顔です。
居酒屋やアパレル店などは、ずっとお客様に見られているので、
終始笑顔でいなければいけません。
でもカラオケは?
ドリンクを持って行くとき、受付時と退店時
それ以外、お客様と会う時はありません。

もしも触られたりセクハラのような言葉を言われて不快ならば、すぐに責任者に報告しましょう。
客を退店させるか、接客を別の人に変えてもらいましょう。
当たり前のことですが、笑顔で対応したのに店員側が嫌な思いをする必要はありません。

実例を交えて言いますと、7年働いて、そう言った店員を不快にさせたお客様を退店させたことは1度ありました。
ですが、7年働いても1度です。
店員側に問題がなければ、酔っ払ったお客様でもそんな無茶苦茶することはありません。

酔っ払いになんか言われたときを想像してください。
笑顔で、「ありがとうございます、はい、失礼いたします」
ストップウォッチで計ってください。2秒です。

カラオケのバイトはこの2秒を繰り返すだけ。
これを楽だと思えなければ、他のどの仕事も楽ではないかもしれません。

カラオケ店のウェイ系は絶滅危惧種

10年以上前には、たしかに存在したウェイ系。(当時はウェイ系という言葉もなかったですが、、)
彼らがカラオケ店でブイブイ言わせていた時代は遠に終わりました。
その大きな理由は、カラオケブームの終焉にあります。
結論を言うと、ウェイ系は、イケてるモノを求めます。イケてる場所で働いて、イケてる場所で遊びます。
ではイケてるとはなんなのか、それは流行っていることです。
今でもカラオケに需要がなくなったわけではありませんが、
10年前まで、カラオケは圧倒的な人気がありました。それはカラオケ以外の選択肢がなかったというのが大きかった。

昼の暇つぶしはカラオケ
ディナー終わりの終電まではカラオケ
終電を超えたら朝までカラオケ

カラオケしながら本格料理が楽しめるレストランカラオケなんかもありました。
なにをしててもカラオケしかなかったので、今よりも流行っていました。
ですが10年前から、カラオケと肩を並べるエンタメレジャーがどんどん増えてきました。
遊ぶといえばボウリングや卓球、ビリヤード、ダーツ、
時間潰しならネットカフェの台頭
さまざまな遊びが増える中で、
カラオケという1択しかない選択肢は、複数の選択肢の中の一択へ変わったわけです。
じゃぁウェイ系はどこへ行ったのか?
彼らは流行り物が好きなので、
イケてるバイトを転々としていることでしょう。
少なくとも、カラオケよりイケてることなんて彼らにとっては沢山あります。
カラオケがいけてないわけではなく、カラオケよりイケてると思われる場所が増えた。
これが、カラオケバイトからウェイ系が消えた理由です。

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