【安心】カラオケの個室に監視カメラがついていない3つの理由〜ついてない店

カラオケの個室には監視カメラがついているのか?ドーム型のカメラとかがある場合は?彼女とイチャイチャしてたら店員に怒られたと聞いたけど、、、?この記事では、そんな疑問にお答えします

私は大阪でカラオケ店で7年働き、
他店舗調査の仕事の経験も通じ、
他店のカラオケ大手、個人店の
スタッフやマネージャーとも話す機会があり、
カラオケ界の情報を中から知ることができました。
そして単純にカラオケに行くのが好きなので、
プライベートでもカラオケ店によく行きます。
今回は中からも外からも知っている私が
以上のことを分かりやすく伝えます

・カラオケの個室に監視カメラがない3つの理由

まず結論ですが、
カラオケの個室には監視カメラはついていません。

正確に言うと、「監視カメラ」ではなく「防犯カメラ」と呼ぶことがふさわしいのですが、
この防犯カメラは、店内の「入り口」「受付(レジ)」「廊下」にはついています。(ついていないこともありますが、大半の店は防犯ため、この位置にはつけています)
この防犯カメラが、「個室」についていることはありません。当たり前ですが、トイレにもついていません。

ではなぜついていないと言い切れるのか、その理由は3つあります。

1、コンプラ、プライバシー
2、コストがかかる
3、防犯のためだから

1、コンプラ、プライバシー

単純に、客室はお客様のプライバシーを守るため、
監視カメラの録画なんかはしません。
マイクや備品を盗んだり、モノを壊したりしない限り、
そもそもプライバシーという面で、
監視カメラなんかあったらプライバシーの侵害ですよね。
自分の歌に自信がなかったり、
テンション上げて踊って歌いたいのに、
誰かに見られてると思ったら、
思いっきり楽しめないですよね。
そういった面でもカメラはないほうがいいのです。
また、その監視カメラを管理しているのは、
店員であり、会社です。
店員は、アルバイトであることが多く、
情報保持契約みたいなものを結んでいても、
よく理解もせずに、
SNSに動画や写真を載せてしまう時代です。
そんなことがあると、
そのカラオケ店、運営会社は、信用が失墜します。
そんなアルバイトのスタッフを管理するためには、
コンプラ違反抑制のためにも、監視カメラはないほうがいいのです。

2、コストがかかる

監視カメラを客室全部屋に設置するとなると
店の規模にもよりますが、約20〜50のカメラを設置することになります。
そして、遠隔で録画管理するためには、そのための工事、設備投資が必要になります。
この時点でも莫大なコストがかかっているのに、
もし何か壊されたり、盗まれたりがあったとき、
カメラを見直す時間、警察に被害届を出して、裁判になって、損害賠償を請求する。
莫大な時間と金がかかります。
では、防犯対策は何もしていないのかというとそうではありません。
そもそも、受付や廊下にはカメラが設置してあるわけで、
何かあったときには状況証拠として提出できます。
壊されたり盗まれたりする前には必ず店員が清掃に入り、個室が問題ない状態になっていることが前提にあるからですね。
そして、なにかあったときのために、ほとんどのカラオケ店は、保険に入っています。

3、防犯のためだから

そもそも、個室を監視したくて設置してるわけではないからです。
あくまで防犯カメラ。
防犯のためにはすでに対策を打っているわけで、
個室にまで防犯カメラを設置する必要がないわけです。

この理由に関して、具体例をあげるともっとわかりやすいかと思います。

ニュースにもなっていますが、
客室でイチャイチャしていたカップルを
監視カメラで見つけたバイトの店員が
監視カメラの映像を携帯で撮ってSNSにあげて
客からプライバシーの侵害で訴えられた事件がありました。
防犯のためにつけたはずのカメラが、
個人の趣向やイタズラに使われるのは、
会社として明らかに不本意なわけです。




・監視カメラがついているか見分ける3つの方法

1、天井を見渡す
2、壁を見渡す
3、カラオケ機械周辺を見る

では、仮に監視カメラがついていた場合の見分け方です。
当たり前ですが、これだけです。
こんな当たり前のこと言われても、ホントはどっかに隠しカメラあるんじゃないの?
答えはNOです。
プライバシー、防犯目的、犯罪抑止の観点からも、
お客様の目視できない場所にカメラは設置できませんし、しません。
つまり、個室の中を見渡して、
目視で見つけられない限り、監視カメラはないのです。

なんかドーム型のカメラがあるぞ?
と思われた方もいるでしょう。
カラオケのモニター周りについていることが多いこのカメラ。
これは監視カメラではありません。
これは、カラオケ機種「DAM」「JOYSOUND」それぞれのコンテンツ用外部機器です。
カラオケを歌った動画を、それぞれの専用サイトにアップロードして、
歌っている姿を共有するためのもの。
撮影するためには必ず、操作が必要になりますので、
勝手に録画していることは絶対にありません。
また、審査も厳しいので、
不適切な動画はすぐに削除されます。

目視できるところについているんだけど?

もしもそんなことがあったとしたら、
それはついています。
ダミーかもしれませんが、
ダミーかどうかの前にそれはついています。
仮にその店に監視カメラがついていて、
それが嫌なのであれば、
その店は利用しないことです。
ついていない店は他の大体数なのだから。

じゃぁあなたはカメラがついている店とついていない店のどちらに行きますか?
防犯も保険もしっかりされているのに、カメラをわざわざつけている店と
保険に入っていないから、コストのかかるハリボテのカメラをつけているお店。

つけない店が多い理由に繋がります。
つけてる店は滅ぶ。自然淘汰です。

結論、ついていないことが基本なのです。

・店員に注意された人がいる3つの理由

1カラオケルームには必ず、窓がついている
2廊下の監視カメラ
3やばそうな人はマークされている

1、カラオケルームには必ず、窓がついている

これは法律で決まっています。
特に未成年保護の条例が厳しいですね。
若い頃は、誰にも見られていない状況だとハメをはずしたくなるものです。
そういった少年犯罪の抑止から、広い世代が利用するカラオケ店には窓がついているわけです。
店員は、仕事なので、もちろん廊下の循環もしますし、別の部屋に提供に行った時もそのまえを通ります。
見たくなくても見えてしまった、見つけてしまった悪いことは注意しなければなりません。
特に注意されるのは未成年の喫煙、飲酒です。当たり前のことですがね。

2、廊下の監視カメラ

廊下の監視カメラは、店員がチェックしています。
他の部屋の客が、関係ない部屋に入っていくのが見えたりしたら、
様子を見に行きます。
そういった中では監視の概念があるかもしれませんね。
店内の治安を守るため、
おかしい動きがあればかけつけられるよう、廊下のカメラはしっかりチェックしています。
おかしい動きをしているなと思われれば、店員が様子を見に行くことは全然ありえます。

3、やばそうな人はマークされている

受付をした時点でやばそうな人はマークされています。
もうこれにいたってはベテランの長年の勘です。
監視カメラも巡回もしっかり見守ります。
先の未成年や、
部屋でドラッグをやりそう、
泥酔、常軌を逸した振る舞い、
冬なのに明らかな薄着で、カバンをもっておらず、イベントのリストバンドをつけている男女など

まず、バイトからしたら、そんなん片付けるの嫌なわけですよ。
会社は、それが店で逮捕されたりするのもめんどくさいし、
そして何より、
他のお客様に迷惑をかけるかもしれない。
そりゃ注意を振り絞りますよ。

はっきり言いますけど、監視カメラなんかついてないんです。
ついてなくても、店員はしっかり見ています。



・監視カメラがついていないカラオケ店(おまけ)

ジャンカラ

ジャンカラは個室に監視カメラはありません。
公式ホームページにも記載されていますのでご安心ください。

https://jankara.ne.jp/mm/faq/qa.html?q=9参照

>Q:部屋の中に防犯カメラは設置していますか?
A:視覚的に密閉されないよう、透明部分のあるドア構造となっており、スタッフによる店内巡回にて防犯しておりますので、ご安心ください。

質問の答えになっていない、曖昧な書き方のように見えますが、
もし「設置している」のであれば、この質問を載せた時点でそのように書く以外ありません。
「設置していない」と直接書いてしまうと防犯的にネガティヴな印象を与えてしまうので、回りくどく説明しているだけです。

個室に監視カメラがついていない店舗

ジャンカラ阪急東通本店(実際に入室して確認しました)

・その他ジャンカラ全店

その他

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